約10年ぶりにジャニオタとなったアラサーがはてブを始めたくなった話②

ジャニオタを卒業したわたしは気付けば社会人となり、休日に好きなバンドのライブに行くのを生き甲斐にしていた。

『もはやジャニオタだったことは黒歴史(笑)アイドルとか歌下手だし(笑)顔だけじゃん(笑)』

本気で思っていた。
過去の自分に変わって謝りたい。まじでごめんなさい。





きっかけはいつも突然訪れる。

2019年秋、友達の家で鍋パをしていたとき、話の流れで彼女がSnowManにハマっていると知った。

SnowManってもしかしてミスノーマン…?え、まだグループあるんだ!めっちゃ懐かしいじゃん!と大盛り上がり。

聞けば、今のジャニーズはJr.のYouTubeチャンネルがあるらしい。
ネット解禁なんて夢のまた夢、みたいな時代のオタクだったわたしからすれば、それわたしの知ってるジャニーズJr.と同じか…?というレベルだった。

気になったわたしは、その場で友達にオススメ回を見せてもらった。

ザリガニ釣り回である。

わたしとSnowManの出会いはパフォーマンス動画ではなく、ザリガニなのである。

今でもなぜそのチョイスだったのか謎だけど、いかにもYouTuberっぽい企画で、当時のわたしには『ジャニーズがYouTubeをやっている』感がバリバリあって(伝われ)、新鮮な気持ちで見ていた気がする。


帰宅してもJr.チャンネルが頭にあって、自分でも検索してみた。
そして何気なく1番上にあったパフォーマンス動画を見て、言葉を失った。


京本大我、神成長しとるやん…!


出会ってしまったのである、京本大我に。

小さい時は知っていた。お父さんに似て美形な少年だなと思ってた。
見た瞬間に京本大我だって分かったけど、こんな王子様になってるなんて聞いてない!!!


勝手にパニクったわたしはすぐさまWikipediaを熟読。

ジェシーってあのルイス・ジェシーか!
慎太郎大きくなりすぎてて草
樹めちゃくちゃがんばったな…
北斗と髙地ってB.I.Shadowの子じゃん同じグループなのエモじゃん…

ちっちゃい頃を見てて、バカレアに出てた子達がグループになってて、こんなかっこいいパフォーマンスしてて、しかもデビューするなんて…!と勝手に親目線で感動していた。
がんばって欲しいな、人気出て欲しいな。
その日はそう思ったまでで、それ以上見ることはなかった。





しばらく経った頃、前述の友達から連絡があった。

「今日の歌番組でSnowManがデビュー曲初披露するから見て!」

あれだけ盛り上がったことを忘れかけていたわたしは、ああもうついにデビューするのか〜と、その程度にしか思っていなかった。

友達のオススメだし、と軽い気持ちで歌番組を見ていたけど、始まってすぐ衝撃を受けた。


京本大我、王子様だ…!


人生で2度目、アイドルの沼に落ちた瞬間だった。

顔のかっこよさもそうだし、ダンスのキレイさもそうだけど、何よりも歌がうますぎて本当に驚いた。

6人ともかっこよかったし、SnowManももちろんかっこよかったけど、頭の中は出会ってしまった王子様のことでいっぱいだった。



そこからは本当にあっという間、猪突猛進☆オタク道爆走スタート☆である。

すとちゅーぶの過去回を片っ端から見て、6人それぞれの魅力にハマって行ったし、仲の良さにも惹かれたし、なによりも王子様が王子様だった。
語彙力はどこかに飛んでいった。

時間があればYouTubeを見て、Jr.チャンネルや過去の番組を片っ端から見て、ネットでガンガン検索して、知識も少しずつ増えていって、気付いたらいろんな沼にズブズブ。
立派な掛け持ちオタクが誕生した。

わたしのあまりのハマりっぷりに、友達にドン引きされたのはまた別の話。



こうしてまさかの2度目のジャニオタ生活となったわけだけど、個人的には前回とは感覚が全然違う。


前回は

「ゅぅにゃんかっこよすぎるもうゅぅにゃんしか見えませんぴえん🥺🥺🥺」

って感じだった。若かったから許して。


今回は

「かっこいい男の子たちが顔の良さにかまけずにめちゃくちゃ努力して頑張って夢を叶えようとしてるの尊い………応援したい………」

という感じ。
彼らが頑張ってる姿に感動し涙し、わたしも頑張ろうと思える感じ。

うまく言葉に表せないけれど、スタンスが違うというか、ポイントが違うというか…


学生時代と違って仕事もあるし、無限に時間が裂けるわけでもないし、オタク活動より優先したいこともある。
その中でも応援したい!と思わせてくれるアイドルが好き。

その点わたしの王子様は本当に本当に素晴らしくて…!

(超盲目自担主義なのは変わらなかったぴえん)



そんなこんなで今現在、自分のペースでゆるゆるとジャニオタを楽しむ状況に至ります。




またしても長くなったので、続きます。