約10年ぶりにジャニオタとなったアラサーがはてブを始めたくなった話③
ゅぅにゃん期から約10年、王子様と出会いジャニオタに回帰したわたしは、戸惑うことばかりだった。
まず、ジャニーズ事務所がインターネットに進出していたこと。
Amazon等でオタ誌やテレビ誌の表紙が白抜きになっていないこともだし、ドラマや映画の制作発表のネットニュースにも写真が載っている。すごい。
なによりYouTube。
限られたグループではあるけれど、毎週必ずアップされていて、パフォーマンス動画にリハなどの舞台裏、プラベが垣間見えるバラエティ要素まであって、しかもそれが無料ってすごくない?
いまだに毎週、神に拝みたい気持ちで見ている。
次に、システムの変化。
チケットがQRコード式になっていたの、まーーーじーーーですごいと思った(語彙力)
そこまでしなきゃいけないこともすごいと思ったし、そのさらに上を行くオタクの悪知恵もすごいと思った。
皮肉です、ごめんなさい。
チケット代を事前に振り込まなくてよくなっていたのも感動した。
デジタル会報もすごいと思う。動画まで見れちゃうし。
わたしが初めてジュニア情報局に入った時、自分の住所を記入したハガキを事務所にまとめて郵送してさ、そのハガキに情報が印刷されて返送されてきてたんだよ………。
今思うとすごいシステム。笑
そしてなにより、SNS。
アイドルとオタクとSNSの関係について、すごく戸惑ったし、正直今も悩んでいる。
前置きがはちゃめちゃに長くなったけれど、わたしがブログを始めた理由はここにあります。
わたしが初めてオタクになったとき、SNSと呼ばれるサービスはモバゲー、mixi、GREEとか。あとK2板。
自分で書いておいて懐かしすぎる………
今はTwitterやインスタ、TikTokとかいろいろあるけれど、利用者も桁違いに多いし、昔よりはるかに生活に密着しているし、ハッシュタグ等で検索もしやすい。
ファンもアンチもいろんな意見が山ほど出てくる。
最近問題になっている著作権どーなってんのっていう画像や、あとはいわゆる夢小説とかも簡単に出てくる。
ジャニーズのグループ公式アカウントもあれば、レギュラー番組のアカウントもあったり、
「気軽に直接意見を伝える」場がたくさんある。
そして、アイドル側もエゴサーチ・パブリックサーチを公言していたり、公言はしなくても、見ていることを匂わせていたりする。
意図していてもしていなくても、自分の何気ない呟きが本人や関係者に伝わっている可能性がある。
しかも、本意とは違う形で。
もちろんいい面もたくさんあるけれど、悪いこともあるなあと思ってる。
ここから先は、不快になる人もいるかもしれないから、嫌だな思ったらそっと閉じてほしいです、、、
(そもそもこの自己満ダラダラ文章を読んでいる人がいるかどうから置いておきます)
わたしがはてブを始めたのは、トラジャの某雑誌インタビューを読んだからです。
少し前に、結構、というかかなり、Twitter上で炎上していたから、目にした人も多いと思う。
わたしもTLで誰かのRTで目にしたところから、いろんな意見を見て。
いてもたってもいられなくて、普段雑誌は買わないのに、思わず買って全部読んだのだけど。
なんかねーーー、SNSの悪いところが全部出た結果だなと思って。
恐らくだけど、彼らはJr.祭りにスノスト出演したときのJr.担の感想や、サマパラの録画配布等についてを知っていて、それについて苦言を呈したんだと思うんだよね。
その内容を使える範囲で使って、編集の脚色や区切りとかもあって、ここまで話題になる内容になったと思うんだよね。
というか、そう思いたいんだよね。
だって、誰よりもマメに島TVを更新している彼が、無料コンテンツに寄せられる意見を蔑ろにするなんて思えなくて。
ブログをめちゃくちゃ丁寧に書いている彼だからこそ、『本来有料のものを無料で見ている人』に対しての話なのかなって。わたしはそう思ってる。
でも、それ以外にも、いろいろモヤっとしてしまうポイントがあって。
個人のファンの名前を出しているところとか、舞台の感想についてのところとか…
触れると多くなるからやめておくけど。
自他ともに認める盲目オタクのわたしがモヤっとするくらいだから、荒れるのも仕方ないなという感想。
彼らは確実に今炎上してることも知っているだろうし、それもモヤモヤ。
オタクのSNSの内容がアイドルに伝わって、アイドル側がそれをメディアで発信して、それでまたオタクがSNSを荒らして。
一部の言葉しか伝わらないのに、それが乱反射して、みんなを傷つけて、その繰り返し。それがすごく嫌だなと思う。
仕方ないと言われたらそれまでだけど。
だから、せめて、どこかに『自分の思ったこと・感じたことをできるだけそのまま』残しておきたいと思った。
何度も言うけれどわたしはあたおか野郎なので、感情がたかぶりすぎて
「神😭😭😭😭😭」
「天使😭😭😭😭😭」
「天才すぎる😭😭😭😭😭」
ばっかりつぶやいてるけど(自覚はある)、それを自担が見ていて、
「俺顔しか褒められてないや…」なんて思われていたら悲しくて。
あと、「俺のファンこんなやばいやついるのか…」とか思って欲しくなくて。いまさらなんだけどね。
あととても恥ずかしいね。
Twitterでは文字数やその時思ったことを書いてしまうから仕方ないとしても、
『ヤバイ』の3文字で表せない気持ちもできるだけ他人にも伝わるように具現化できる場所が欲しかった。
伝えたくなくても伝わってしまうのなら、できるだけ正確に伝わって欲しかった。
その結果たどりついたのがはてブ、という訳です。
あとシンプルに、自分がそのときに思ったことを残しておくと、後から見返すと楽しいかなって思って。
ダラダラと書いてしまうし、語彙力も残念なくらいないけれど、これから少しずつ書いていきたいなと思うのです。
というわけで、約10年ぶりにジャニオタとなったアラサーがはてブを始めたくなった話、おわり。
次はサマパラの感想とか書きたい。(今更)
約10年ぶりにジャニオタとなったアラサーがはてブを始めたくなった話②
ジャニオタを卒業したわたしは気付けば社会人となり、休日に好きなバンドのライブに行くのを生き甲斐にしていた。
『もはやジャニオタだったことは黒歴史(笑)アイドルとか歌下手だし(笑)顔だけじゃん(笑)』
本気で思っていた。
過去の自分に変わって謝りたい。まじでごめんなさい。
きっかけはいつも突然訪れる。
2019年秋、友達の家で鍋パをしていたとき、話の流れで彼女がSnowManにハマっていると知った。
SnowManってもしかしてミスノーマン…?え、まだグループあるんだ!めっちゃ懐かしいじゃん!と大盛り上がり。
聞けば、今のジャニーズはJr.のYouTubeチャンネルがあるらしい。
ネット解禁なんて夢のまた夢、みたいな時代のオタクだったわたしからすれば、それわたしの知ってるジャニーズJr.と同じか…?というレベルだった。
気になったわたしは、その場で友達にオススメ回を見せてもらった。
ザリガニ釣り回である。
わたしとSnowManの出会いはパフォーマンス動画ではなく、ザリガニなのである。
今でもなぜそのチョイスだったのか謎だけど、いかにもYouTuberっぽい企画で、当時のわたしには『ジャニーズがYouTubeをやっている』感がバリバリあって(伝われ)、新鮮な気持ちで見ていた気がする。
帰宅してもJr.チャンネルが頭にあって、自分でも検索してみた。
そして何気なく1番上にあったパフォーマンス動画を見て、言葉を失った。
京本大我、神成長しとるやん…!
出会ってしまったのである、京本大我に。
小さい時は知っていた。お父さんに似て美形な少年だなと思ってた。
見た瞬間に京本大我だって分かったけど、こんな王子様になってるなんて聞いてない!!!
勝手にパニクったわたしはすぐさまWikipediaを熟読。
ジェシーってあのルイス・ジェシーか!
慎太郎大きくなりすぎてて草
樹めちゃくちゃがんばったな…
北斗と髙地ってB.I.Shadowの子じゃん同じグループなのエモじゃん…
ちっちゃい頃を見てて、バカレアに出てた子達がグループになってて、こんなかっこいいパフォーマンスしてて、しかもデビューするなんて…!と勝手に親目線で感動していた。
がんばって欲しいな、人気出て欲しいな。
その日はそう思ったまでで、それ以上見ることはなかった。
しばらく経った頃、前述の友達から連絡があった。
「今日の歌番組でSnowManがデビュー曲初披露するから見て!」
あれだけ盛り上がったことを忘れかけていたわたしは、ああもうついにデビューするのか〜と、その程度にしか思っていなかった。
友達のオススメだし、と軽い気持ちで歌番組を見ていたけど、始まってすぐ衝撃を受けた。
京本大我、王子様だ…!
人生で2度目、アイドルの沼に落ちた瞬間だった。
顔のかっこよさもそうだし、ダンスのキレイさもそうだけど、何よりも歌がうますぎて本当に驚いた。
6人ともかっこよかったし、SnowManももちろんかっこよかったけど、頭の中は出会ってしまった王子様のことでいっぱいだった。
そこからは本当にあっという間、猪突猛進☆オタク道爆走スタート☆である。
すとちゅーぶの過去回を片っ端から見て、6人それぞれの魅力にハマって行ったし、仲の良さにも惹かれたし、なによりも王子様が王子様だった。
語彙力はどこかに飛んでいった。
時間があればYouTubeを見て、Jr.チャンネルや過去の番組を片っ端から見て、ネットでガンガン検索して、知識も少しずつ増えていって、気付いたらいろんな沼にズブズブ。
立派な掛け持ちオタクが誕生した。
わたしのあまりのハマりっぷりに、友達にドン引きされたのはまた別の話。
こうしてまさかの2度目のジャニオタ生活となったわけだけど、個人的には前回とは感覚が全然違う。
前回は
「ゅぅにゃんかっこよすぎるもうゅぅにゃんしか見えませんぴえん🥺🥺🥺」
って感じだった。若かったから許して。
今回は
「かっこいい男の子たちが顔の良さにかまけずにめちゃくちゃ努力して頑張って夢を叶えようとしてるの尊い………応援したい………」
という感じ。
彼らが頑張ってる姿に感動し涙し、わたしも頑張ろうと思える感じ。
うまく言葉に表せないけれど、スタンスが違うというか、ポイントが違うというか…
学生時代と違って仕事もあるし、無限に時間が裂けるわけでもないし、オタク活動より優先したいこともある。
その中でも応援したい!と思わせてくれるアイドルが好き。
その点わたしの王子様は本当に本当に素晴らしくて…!
(超盲目自担主義なのは変わらなかったぴえん)
そんなこんなで今現在、自分のペースでゆるゆるとジャニオタを楽しむ状況に至ります。
またしても長くなったので、続きます。
約10年ぶりにジャニオタとなったアラサーがはてブを始めたくなった話①
数年前、Twitterで
「思春期にジャニオタを経験した人は、アラサーになった頃再びジャニオタに戻りがち」
というツイートを見た。
その頃のわたしはオタ卒し数年経ち、大量にあったグッズもほとんど処分してしまった後で、
「もうジャニオタになんか戻らないっしょ(笑)そんなことあるわけないわ(笑)」
なんて思っていた。まじで。
時が流れてアラサーとなり、件のツイートの通りの状況となった今、あの頃処分したコンサートDVDに幼き頃の現自担が登場していたと知り、過去の自分を懇々と説得及び説教したい気持ちしかない。
なんならちょっと泣きたい。
そんなわたしの、はてブを作ろうと思ったところまでの話。
誰にも需要がないのは分かっているんだけど、自分用の記録として自己満で書いていきます。
たぶん死ぬほど長いです。
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わたしが人生で初めて出会ったアイドルは「手越祐也」だった。
もちろんそれまでにキンキとかV6とか嵐とか、ジャニーズのいろんなグループをテレビで見てかっこいいなと思ったりしてはいたけど、テレビの人〜という漠然としたイメージだった。
当時12才だったわたしは、自宅でバレーボール中継を見ていた。
毎回ジャニーズがサポーターをやっていた例のアレである。
何気なく見ていた中で、アナウンサーが紹介していたNEWSというグループの端っこにいた彼が画面に写った瞬間、
『アイドルだ!!!』と思った。
なぜすでにアイドル完成度100%だったセンターの山Pでなく、9人中誰がどう見てもいちばん芋臭かった彼に目を惹かれたのかは今でも謎である。
一目惚れという表現が正しいかはわからないけど、その瞬間からわたしはジャニオタになった。
今みたいにネットでなんでも分かる時代じゃなかったから、テレビラジオ雑誌をくまなくチェックして、お小遣いやバイト代はCDやグッズ、写真に消えて、コンサートや舞台も見に行った。
いろんなグループを知る中でKAT-TUNにも沼ったけど、ガチガチの手越担なのはずっと揺るがなかった。
ファンサとは無縁にも関わらず、実物を肉眼で見る度に
「ゅぅにゃんまぢカッコイィ💗目が合った気がするどぅしよぅ💗わたしの王子様💗出会ぇてよかっただーぃすち💗ワラ」
とmixiブログに書いてたの、今思い出すとだいぶしにたい。
いちばんの思い出は、活動再開したツアーの東京ドーム追加公演。
6人でステージに立つ姿を見て、泣き出したメンバーを見て、またNEWSが活動すること、応援できることが嬉しくて嬉しくて、座席から立てなくなるくらいわんわん泣いたのを覚えている。
そんなこんなで当時から超盲目自担主義なオタクだったわたしがオタ卒したのは、2011年秋。
NEWSが4人になると発表された時だった。
一瞬で冷めた。
本当に信じられないくらい一瞬で冷めたし覚めた。
これから6人でやっていく!って姿を見て、メンバーもファンも泣いて泣いて、本当によかったねってなって、そこから約3年半で4人になるってマ???どゆこと???わっつどぅーゆーみーん???だった。
抜ける2人が悪いとかそういうことではなく、応援したくないとかでもなく、嫌いになったとかでもなく、わたしには受け止められなかった。
あの時の感動が否定されてしまった気がして、大好きだったはずの自担への気持ちも途切れてしまった。
オタ友の中では応援し続ける子が多かったし、なんでオタク辞めちゃうの?って否定されたりもした中で、うまく言葉で表せないけれど、
『わたしのオタク人生はここで卒業だな』と思った。
離れたから良い悪いとかじゃなくて、オタク生活ってその人なりの終わるタイミングがあるんだなって、ゅぅにゃんから学びました。
『ゅ』とか『ぅ』とか小文字にするのも卒業しました。(遅い)
その後は、たまにテレビで見かけると、あー懐かしいなーって思ったりしてたくらい。
今の彼については特に言うことがないです(いろんな意味で)
あくまでもわたしの話であって、こういう人もいたよってことで捉えてもらえるとありがたいです。
後日談だけれど、あまりの引き際のよさに、盲目オタクっぷりを知っていた友人や家族は、本気で脳の病気にでもなったんじゃないかと心配していたらしい。
それを聞いた時は申し訳ないと思ったのと同時に、わたしどんなやつだと思われてたの…?と不安になった。闇。
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こうしてあっさりオタ卒した約10年後、またジャニオタになるわけだけど、案の定長くなってしまったので続きはまた書きます。